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ギターの種類やジャンルごとに、講師の経験とともに、レッスンの内容をご紹介していきましょう。

1.ガットギター

(講師の経験)
私が最初に弾いたギターは姉が持っていた5千円のガットギターでした。その後は長くエレキギターを弾いてきたのですが、大人になりボサノヴァに傾倒してからは、再びガットギターがメインになりました。

(レッスンの内容)
ギターは、どんなジャンルをやるにしても姿勢や指の使い方など基本となる演奏の仕方には共通点が多いですが、そうした共通の基礎を身に着けるうえで適しているのはガットギターではないかと思っています。
 逆に言うと、エレキギターやアコギは、基礎の段階でついつい悪い癖がつきがちな楽器というふうに思います。ですので、初心者の方は、特にご希望がなければ、ガットギターから入られることをおすすめします。
 演奏技術の修得段階に合わせて課題曲を決め、楽しく学んでいきましょう。たとえば次のような曲です。

ガットギター課題曲の例

もちろん、ほかにご希望の曲があればそちらを優先的にやりましょう。

2.アコースティックギター

(講師の経験)
中学生の頃、姉が持っていたフォークギター(まだアコギという言葉はありませんでした)で井上陽水やビートルズを弾いたりしていました。1990年代に「アンプラグド」ブームが起こって以来アコギの新しいテクニックがいろいろと出てきたようですが、私自身はその頃すっかりジャズにハマっていましたので、正直申し上げてアコギのことはあまり詳しくなく、つい最近まで太いスチール弦を何となく避けてきたという気がします。なので、変則チューニングの超絶テクニックまでは無理かもしれませんが、洋楽や日本の往年のフォークソングなど、生徒の皆さんと一緒にアコギの世界を楽しんでいきたいと思います。エレキギターで演奏されている楽曲でも,アコギアレンジして弾くことが出来ますので,お好きな曲があればお申し出ください。弾き語りのレッスンも出来ます。

(レッスンの内容)
演奏技術の修得段階に合わせて課題曲を決め、楽しく学んでいきます。たとえば次のような曲です。

アコギ課題曲の例

もちろん、ほかにご希望の曲があればそちらを優先的にやりましょう。

3.エレキギター

(講師の経験)
私が初めて買ったエレキギターは4万円のストラトキャスター、高校1年のときでした。レッドツェッペリンやイーグルスなどロックにハマっていましたが、まもなくフュージョンブームが訪れ、大学に入ってすぐ、ラリー・カールトンが使っていることで有名になったギブソンES-335を月賦で購入しました。先輩のフュージョンバンドに入れてもらい、渡辺香津美、ザ・プレイヤーズ、スクエア、スタッフなどのフュージョン音楽と、また、別のバンドでは山下達郎など日本のポップミュージックもたくさんやりました。同時にジャズ喫茶にほぼ毎日通いモダンジャズの世界に深く入っていきました。こうした経験を経て、ロック、ポップス、ブルース、ファンク、フュージョン、ジャズといった軽音楽全般をカバーするギターの奏法とともに、“アンサンブルにおいて大切なこと”を学ぶことができました。

(レッスンの内容)
演奏技術の修得段階に合わせて課題曲を決め、楽しく学んでいきましょう。たとえば次のような曲です。

エレキギター(チョーキング)課題曲の例

もちろん、ほかにご希望の曲があればそちらを優先的にやりましょう。

4.ジャズギター

(講師の経験)
私は18歳の時にジャズ研に入って以来、ジャズをライフワークの一つとしてきました。奏法に関しては独学ですが、たくさんの師匠・先輩から学んだことが現在に活かされています。なかでも3人の師匠についてお話しましょう。

一人目は故・御幡陽一郎さん、戦後のジャズブームのなか、東京で活躍した往年のバンドマンで、作曲家の宮川泰と高校の同級生、中牟礼貞則さんと同年代のギタリストです。リタイヤして郷里の大分県日田市でスナック「シナトラ」という店をやっているときに出会いました。以来、二人だけでいろいろなところで演奏しました。御幡さんはあまりテンションコードを弾かなかったけれども、非常にスイングするギターでした。いまだにあんなふうにはスイングできていないなと時々恥ずかしくなります。 いろいろ聞かされた話のなかでも「ジャズはねえ、シャウトしたらダメなんだよ」という言葉が心に残っています。

二人目は、ビバップトランペッターの大御所村田浩さんです。2013年から大分に来られるときはサポート兼マネージャー役を任ぜられています。ライブの本番もですが、リハの1時間、この濃密な時間は、レッスンを受けるより数倍のことを肌で学びます。村田さんは決してハイトーンでシャウトすることがありません。淡々と、嘘いつわりなく自らのフレーズでソロをつなげていく、そこに深く共感します。

三人目は、2018年から数回レッスンしていただいている岡安芳明さんです。岡安さんには日本中に弟子がたくさんいて、私だけでなく皆、岡安さんが日本のベストギタリストだと確信しています。恐ろしく美しいサウンド、そして「嘘いつわりのないプレイ」で、たぶんこの方の右に出る人はいないと思います。

(レッスンの内容)
ジャズギターの場合は、コードやアドリブ理論の習熟に向けて頑張っていただきます。講師とのデュオ演奏の時間を十分にとりますので、とても楽しいレッスンとなるでしょう。演奏技術の修得段階に合わせて課題曲を決め、楽しく学んでいきます。たとえば次のような曲です。

(課題曲の例)

5.ボサノヴァギター

「声とギター」が一体となったジョアン・ジルベルトスタイルの演奏法をご指導いたします。
(ギターのみレッスンでもOKです)

ブラジル生まれのボサノヴァは、歌とギターを一体のものとしてソロで表現するスタイルにその醍醐味があるといえます。この音楽を演奏する楽しさを、より多くの方に味わっていただければと思います。ポルトガル語の発音、リズムと和音の選択といったボサノヴァの要素を正しく学ぶことが、より大きな楽しさにつながります。

ボサノヴァはガットギターを使用するため、クラシックギターの基礎を学びながら、ブラジリアンリズムのトレーニング、ボサノヴァの特徴であるコードワークなどをご説明していきます。

ボサノヴァの演奏に必要な知識・情報の入手は、これほどまでにインターネットが普及した現在も当地(大分県大分市)では容易ではありません。講師がボサノヴァを始めた頃とあまり変わっていないと言ってよいでしょう。当教室では、レッスン終了後にブラジル音楽の名盤や関連書籍を参照することができます。

(課題曲の例)
次のような課題曲が考えられます。